診療科目一覧

診療内容

歯を失った部分の顎の骨に人工歯を取り付ける治療です。

インプラントの仕組み

インプラント

インプラントの構造は大きく分けて、天然歯の歯根に相当するインプラント(人工歯根)と、歯に相当する人工の歯(補綴物)、それらをつなぐ土台となるアバットメントから構成されています。インプラント部分には純チタンが用いられています。
生体親和性がよく、強度、恒常性にも優れているからです。チタンは歯科治療分野以外にも、人工関節や骨折の治療など広い分野で使用されています。チタンの 表面は骨とのなじみをよくするために凹凸がつけられています。チタン粒子によるブラスティングや酸処理、イオンクリーニングなどの表面処理が施されます。
また、ハイドロキシアパタイトという骨との結合を早く、強くするコーティング法も開発されています。

インプラント治療の流れ

カウンセリング

患者様の症状や、お困りのことをお伺いし、インプラント治療についてご説明します。治療に対する不安などをお話し下さい。患者様に安心、ご納得いただけるようにご説明させていただきます。


診査(CT撮影が必要です)

患者様がインプラント治療に 診査に移ります。診査は、インプラント(人工歯根)を埋め込む顎の骨の厚み、幅、形状などをCT撮影などで確認します。診査時に、虫歯や歯周病がないかも同時に診ます。


治療プランの決定

診査結果に基づき、治療プランを立てます。治療プランを患者様に説明し、患者様のご要望と歯科医師の判断のすり合わせを行ないます。治療プランに安心、ご納得いただけるまで無理に治療を進めてしまうことはありませんのでご安心ください。


インプラント埋入手術

治療部分の歯肉を切開し、顎の骨にインプラントを埋め込むための穴を開け、インプラントを埋め込みます。手術は麻酔をして行いますので痛みはありません。

顎の骨に埋め込んだインプラントに上部構造を取りつけず、インプラントを歯肉の中に埋め込んだまま歯肉を閉じます。顎の骨とインプラントが結合するまで治癒期間(約3~6ヶ月)をおきます。しっかり結合したら、再び歯肉を切開し、インプラントの上部構造に人工歯を装着して手術完了となります。

馴染みやすいHAコーディングインプラントを使用

骨とインプラントの界面には骨折の治療初期段階と同様の
カルシウムブリッジを形成し、早期に骨を伝導します。
ハイドロキシアパタイト

結晶率97%を誇るHA(ハイドロキシアパタイト)がフィクスチャー全面にコーティングされたスプラインHAインプラントは、骨とインプラントの界面に骨形成のマトリックスとなるカルシウムブリッジを形成し、高い骨伝導能を発揮して強固に骨と結合するとともにインプラント周囲骨を保存します。 インプラントにコーティングされたHAの命は、その結晶構造にあります。MP-1は、結晶構造を有したHAでのコーティングを実現したzimmer社のコーティング技術です。

歯科用CT装置

CTで診断する目的
CTで診断

CT画像では、高度歯科治療(インプラントや歯周病など)の診断に有効であり、従来の平面画像では難しいとされた骨髄の確認などが行えます。

CT撮影で様々な角度から診断することで、安全な診査・診断・治療計画に役立てます。


インプラント
インプラント術前の診断

安全にインプラントを行う為には事前の情報が大切です。

インプラント術後
インプラント術後の診断

また、術後の確認もできます。

交通アクセス

原歯科医院 交通アクセス
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